木酢(もくさく)液は木炭を生成する際に量に水蒸気の煙が発生します。それを冷却し、採取したものが木酢液です。鼻にツンとくる焦げ臭いような香りが特徴です。古くから除菌、消炎、痒み止めなどに効果があるとされ、民間療法として活用されてきました。 |
木酢液の効果と活用法 |
●入浴剤代わりに
入浴時に50〜100ccを浴槽にいれます、若干、木酢液特有の香ばしい匂いがしますが、この香りは精神を 安定させるアロマテラピーの効果があると言われています。 また、よく温まり、湯上りもホカホカとします。
●消毒・消臭に
生ゴミ・畜舎及び下水・トイレ(30〜50倍の希釈液、1平方あたり約10〜30cc程度)、あるいはペット用具・排水溝・風呂場(50〜200倍)など匂いの気になるところに薄めたものを散布することで、有機酸類や消臭成分による中和作用によって脱臭・消臭ができます。
●虫よけに
木酢液は害虫の駆除・犬猫の忌避・虫除けにも効果があります。原液を2〜3倍に薄めて家の周りや庭、床下、虫の通り道にまいておくと、そのくん臭からムカデやヘビ、シロアリが寄り付かなくなります。これはくん臭が小動物や昆虫に火を連想させ、本能的に避けようとする習性によるものだといわれて
います。 |
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