最高級の紀州梅干し専門店 梅干し商人『福梅本舗』−紀州南高梅はちみつ梅など各種取り揃え、梅酒、梅エキスなども取り揃え−
・編集部が覆面取材で選ぶ雑誌「おとなの週末賞」ノミネート
・全国イーコマース協議会認定グッドデザインショップ2008のお店
・日本オンラインショッピング大賞2011小規模部門「最優秀サイト賞」受賞
紀州梅干しと梅スイーツのお店
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 おはようございます。紀州みなべのてるこお婆ちゃんです。それにしても毎日あついですなぁ、今年の紀州は雨が多いんで、年寄りには堪えますわ。夏と言えば若い人は焼き肉とか食べてスタミナをつけるようですが、うちらはもっとアッサリしたもので精をつけたいんですなぁ、焼き肉も良いですが、たまにはこんな料理はいかがですかな?
夏の料理はヒンヤリしたのどごしで精がつく、しかも簡単に出来て安上がりな料理を作りたいと思います。精のつく食材と言えばネバネバトロトロしたものが昔から精がつくと言われていますが、その代表格の山芋と疲れを取る梅干を使った精のつく料理をご紹介します。時間もかからんし、安上がりでほんまに簡単なんですわ。
【材料/2人前】
山芋:自然薯なら100g・長芋なら200g/だし汁:2カップ/濃口しょうゆ:大さじ2/みりん:大さじ1/お好みの梅干2個/青のり(または刻み海苔):少々/そば:2玉
1. 種を取った梅干を包丁で粗く叩きます。 2. 鰹と昆布で濃いめのだし汁をとり、しょうゆ、みりんを加え一煮立ちさせて冷まし、(1)の梅干を加えます。
3. 山芋をおろし金でおろします。自然薯のように粘りの強い芋は量を加減して下さい。 4. 山芋を(2)のだし汁で伸ばし、青のりを降りかけたら完成です。おそばに掛けて召し上がれ。
山芋にはご存知の様に本当に色々な種類があります。そして粘りの強さもそれぞれちがうので、芋の種類によってネバサを調節して下さい。使う梅干は今回はしそ漬梅ですが、お好みの梅干で結構かと思います。味付けも上記の作り方にこだわらずお好みの味付けにして頂くと良いかと思います。そのまま冷製スープとして飲んでも、かけ蕎麦にしてもお好みの食べ方でお楽しみくださいな。
【山芋転じて鰻となる】と言われて、昔は山芋の事を山うなぎと呼ぶ事もあったそうですな。一般にスーパーに並んでいる芋は長芋で、山芋(やまいも・やまのいも)とは別物です。山芋は現在では栽培されていますが、本来は山に自生している品種で、昔はうちのおじいさんも山によく掘りに行ったものです。山で同じ山芋目当てのイノシシに出くわす事もあったそうです。その他、伊勢芋、イチョウ芋、つくね芋など、色んな種類の芋があり、実はムカゴとして料理に使われるんですな。
次回のてるこお婆ちゃんは、どんなお話をしてくれるのかな〜。
楽しみに待ってて下さいね。
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