今ではほとんど見かける事の無い障子張りの玄関先でご主人が抱えているのは梅樽です。 中身は現在では需要が多いとは言えない、白干梅でした。 時は昭和二十年代後半、就職や進学などで、都会に出る時、これから始まる世知辛い都会での慣れない一人暮らしを心配し、毎日を健康で暮らせるように、また後に三種の神器と言われる電器冷蔵庫がまだ普及していない時代なので、保存食として、いざという時に役立つように、下宿先の大家さんへのごあいさつも兼ねて、旅立つ子供や孫に白干梅の木樽を米とともに手渡したものです。花の都で一花咲かせる事が出来ますように。何より健康でいられますように…。との願いを込めて。時代が変わった今も、遠く離れて暮らすご家族のもとへ梅干を贈る方々がたくさんいらっしゃいます。そのご家族への愛を感じながら福梅本舗は日々、真心込めて梅干づくりに励んでいます。 |
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産地直送 梅干し通信販売 (有)福梅本舗
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