おはようございます。化学担当の中石です。前回、前々回と梅酢の効用についてお話しさせて頂きましたが、梅酢の驚異のパワーを知って頂けましたでしょうか?さて、今回から議題にさせて頂きますのは、「梅エキス」です。皆さんご存知ですか?梅エキスとは青梅の果汁を搾って、コトコト煮詰めた物ですが、正直言って梅酢よりも梅干よりもクエン酸を多く含みます。クエン酸についてはてらこや通信Vol.1とVol.2の梅酢の講義の中でお伝えさせて頂きましたが、その含有率は練状梅エキスでなんと44%!200gの梅エキスでは 88gも含まれているのです。何かご質問は…え?「残りの66%には何が含まれているの」ですって?いい質問ですね!では、お答えしましょう。その中には「ムメフラーム」と言う成分が含まれていて、これは梅を加熱すると生成される物質で、血液をサラサラにする性質を持っています。もちろん、梅エキスでなくても、梅干を焼いたり、煮たりすると、ムメフラールは生成されるんですよ。では次回も梅エキスの秘密に迫ります。 |
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