最高級の紀州梅干し専門店 梅干し商人『福梅本舗』−紀州南高梅はちみつ梅など各種取り揃え、梅酒、梅エキスなども取り揃え−
・編集部が覆面取材で選ぶ雑誌「おとなの週末賞」ノミネート
・全国イーコマース協議会認定グッドデザインショップ2008のお店
・日本オンラインショッピング大賞2011小規模部門「最優秀サイト賞」受賞
紀州梅干しと梅スイーツのお店
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  第1回「福梅お届け隊誕生」
皆様こんにちは。いつも福梅本舗の梅製品をお求めくださいましてありがとうございます。 直接お客様にご来店頂き、お求めいただく店舗での販売とは違い、通信販売でお求めいただくお客様には、ご意見を直接伺ったり、 「美味しかったよ。」のお声や笑顔を拝見できないのがとても残念でなりません。 本当ならばお客様に私たちが直接お届けしたい気持ちでいっぱいなんです。 ご意見やご感想をお書き頂いた数多くのお手紙を拝見させて頂いているうちに、 「いつもご注文頂いているお客様に会いたいな?。」なんて事を考えはじめました。
「そうだ!私たちの願いをちょっぴり叶えてみよう。」と、結成されたのが、「福梅お届け隊」です。 私たち福梅本舗のスタッフによる「福梅お届け隊」が全国各地のお客様に梅干をお届けさせて頂こうというワクワク企画です。 でも、このカタログ発刊の寸前に思いついた企画のため、実際のお客様のお宅にお伺いする予行演習として、 お届け隊メンバーの中石隊員のおじいちゃん宅に梅干を届けることになりました。 次回はお客様のお宅に福梅本舗の梅干をお届けできる事を願っている私たちです。


  ▲私たちは中石隊員のおじいちゃんに梅干をお届けするという重大な任務を店主夫婦から託され、熊野古道へと旅立ちました。行く手に待ち受ける幾多の困難(?)に打ち勝ち無事任務を遂行する事が出来るでしょうか…。
お届け先である中石隊員のおじいちゃん宅は世界遺産に指定されている熊野古道の滝尻王子付近にあります。 なので、熊野古道周辺の観光スポットの紹介も兼ねて中石&竹下の両隊員の旅が始まります。
?馴れない格好と重大な任務を背負い、ちょっと緊張した感じの二人は店主夫妻に送り出され、旅路へとつきました。地元を流れる清流富田川に沿った道を二人は上流方面へとひた走る。(ズルして途中まで車を使いました。)福梅本舗の所在地である和歌山の南紀白浜も田舎ですが、人里を離れ、熊野古道に向かって歩き続けると、何とも、のどかな風景が広がってきます。

  ▲熊野古道をひたすら歩くお届け隊。がん ばれ!目的地まであと少しだ。

道の下を流れる富田川はダムが一つもなく水質の良さに定評がある清流です。この川の伏流水で福梅本舗の熊野梅酒は作られています。
登り坂の連続でさすがに竹下隊員に疲れが見え始めます。「ねぇ、中石ちゃん〜。まだぁ?」の問いに「もうちょっとやから辛抱しいな。昔の人はここから熊野本宮までもっと険しい山道を何十、何百キロも歩いたんやで!」大学時代にホッケーで鍛え上げた中石隊員は相当にタフで、バテ気味の竹下隊員に檄を飛ばしつつ歩く歩く、ひたすら歩く。
それにしても当日は晴天に恵まれた春の穏やかな日で満開の桜が目に飛び込み、谷川のせせらぎや鳥の声も心地よく耳に入ってくる。道端にはつくしの姿もちらほら。きれいな空気がより一層澄んできた頃に、やっと中石隊員のおじいちゃん宅に到着したのでした。  
元気に畑仕事をしていたおじいちゃんは御年八十一歳。いまだに現役で農業を営んでいます。しばらくぶりにおじいちゃんに会った中石隊員は飛脚のコスプレ(?)が恥ずかしいのかちょっとテレくさそう。ともかく、彼女たち「福梅お届け隊」の任務である梅干をプレゼント。その梅干をつかって、オニギリを作り食べてもらいました。
▲無事に中石ちゃんのおじいちゃんとご対面。おじいちゃんは孫が訪ねてきて くれてとっても嬉しそうでした
「うまい!この梅干はうまい!実貴、この梅干はお前が漬けたんか?」「…ちゃうって。」(中石隊員は職場ではパソコンを使ってインターネットのホームページの管理を担当しています。)
ともかく中石おじいちゃんはまろやか梅のおむすびを気に入ってくれたようです。良かった♪
おじいちゃんのお宅の裏山を覗いてみると、そこからはこんこんと水が湧いていました。その湧き水のきれいなこと…。なんと湧き水の周りには本ワサビが自生していました。話によると、おじいちゃん宅には電気は来ているが水道が無く裏山からのきれいな湧き水を飲料水にされているのだとか。(何と言う贅沢な。ひょっとしてお風呂もその水で…?)楽しく雑談したあと、お届け隊の二人はおじいちゃん宅をあとにして、熊野古道を熊野本宮大社に向けて出発したのでした。
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