こんにちは。福梅本舗スタッフの古谷薫です。私の住んでいる本州最南端にほぼ近い南紀は8月ともなればもう暑く、ココ数年の夏はまさに「南国」を通り越し、「熱帯」といった状態が続いています。暑さ寒さも彼岸まで・・・なんて昔から言われていますので、この暑さはまだまだ続きそうな様子です。皆様もお体に気をつけて下さいね。 さて、夏と言えばスーパーの野菜売り場には夏野菜がたくさん並ぶようになりますよね。ナスにトマトにキュウリにオクラ・・・。私は、その夏野菜の代表格ともいえるナスを使った料理「麻婆茄子」が大好きなんですが、梅干屋さんのメールマガジンなのでやっぱり梅料理でいってみよ〜う♪ってことで、てるこお婆ちゃんにお願いして美味しいナスの料理を作ってもらう事にしました。 それと、夏にやっぱりちょっぴり辛いものが合うと思いませんか?もともと私は辛い物が好きってことで、その辺もちょっとお願いしたりして^^;お婆ちゃん、うるさい注文してごめんね〜。 |
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【材料】4人分 ナス:4本/梅干(白干梅):2個/ししとう:16本/赤唐辛子(種を取る):1本 つゆ(かつお節のだし汁:カップ2/砂糖:大さじ3/うす口醤油:大さじ1) |
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ナスにも色々あるんですが、八百屋さんやスーパーなどで、普通に「ナス」として売られている品種が向いています。大きさも大きすぎず小さすぎず13〜15cmくらいの物が向いています。揚げる時は、必ず油を160℃にして、最初は皮を下にして揚げる事。ししとうはそのまま揚げると破裂するので、切れ目を入れてください。 | |||||
「ナス」は平安時代に「奈須比」として日本にやって来たインド原産の野菜です。日本では一年草ですが、原産地である熱帯のインドでは多年草植物です。ナスには様々な種類があり、代表的な物には「千両」「米なす」「加茂なす」「水なす」などがあげられます。変わったというところでは「白茄子」と呼ばれる玉子のような真っ白な茄子もあります。そういえば英語ではegg-plantと呼ばれています。直訳すれば「玉子の植物」という意味ですが、アメリカでは白いナスがメジャーなのかなぁ?ちなみに、ナスにはこれと言った栄養素は含まれていませんが、東洋医学的には体温を下げる働きがあるとされています。この温暖化の地球においてはエコに一役買ってくれる省エネ野菜って事になるのかもしてませんね。^^一般的なナスの色である紺色の元は「ナスニン」と呼ばれるアントシアニンの一種で、これが水溶性の為キレイな茄子紺を保つためには油で皮膜を作ってしまう必要があります。だから天ぷらなど、油を使っている料理の茄子はキレイな色に仕上がっている訳です。また、ぬか漬けでキレイな紺色にするには漬ける前にミョウバンをナスにすりつけたり、鉄をぬかに床に入れると良いです。 | |||||
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次回のてるこお婆ちゃんは、どんなお話をしてくれるのかな〜。 楽しみに待ってて下さいね。 |
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