こんにちは。福梅本舗スタッフの古谷薫です。先日は「ぐるめちっくマガジン」で、ちょっとおしゃれな料理をご紹介させていただきましたが、今回の「てるこお婆ちゃんのかまど便り」は昔懐かしい、あたたかぁ〜い雰囲気でお届けいたします。 皆様にとって、おふくろの味ってなんですか?肉じゃが?味噌汁?筑前煮?私にとってのおふくろの味は、それはやっぱり梅干しを使った料理!(あ、「ぐるめちっくマガジン」でも少しふれたのですが、私の実家、梅農家なんです^^ゞ) 幼い頃おばあちゃんが作ってくれた、心がほんわか落ち着く料理。子どもの頃から当たり前のように食べていたけど、大学に入学し一人暮らしを始め、夏休みなどに実家に帰った際に食べる梅料理のおいしいことおいしいこと!やっぱり私は昔から受け継いできた梅料理が大好きなんだんぁ!って再確認しました(^◇^ そんな「おふくろの味」をこの「かまど便り」でお届けしていきたいと思っております。お料理をされる方なら、ご存知のメニューも登場するかと思いますが、これを機にもっともっと梅料理の良さを再確認してもらえたらなと思います。そしてそれが「何十年か後に皆様のご家庭の“おふくろの味”になっていればいいな♪」というのが、この「てるこお婆ちゃんのかまど便り」です。簡単に手に入る食材と梅や梅干を活かした素朴な味をお楽しみくださいネ。 さてさて、今回のてるこお婆ちゃんは梅干を使ってどんな料理を作ってくれるのかなぁ? |
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【材料】 イワシ(15cmくらいのもの):8尾/白干梅:4個(お好みの梅でもいいです。) 酒:大さじ2杯/砂糖:大さじ2杯/うす口醤油:大さじ1杯/こい口醤油大さじ2杯/みりん:小さじ2杯/水:3/4カップ |
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まずは、イワシですが、新鮮なモノを選ぶ事が大切ですなぁ。イワシのうろこは手で簡単に取れるので、うろこを落としを使わなくてもええんです。イワシが手に入らない場合はキビナゴでも美味しゅう出来ます。ほんで梅干!ここでは白干梅を使いましたが、これはもうお好みの梅干で結構なんです。まろやか梅のような塩分の少ない梅干を使う場合も醤油の量は基本通りにして、お好みで調節したらええんです。魚の臭みが気になる場合はショウガを少々入れたらええと思います。どうです?簡単に出来そうですやろ?作りおきして梅にイワシの味がしみこんだ頃が一番美味しいと思いますんで、時間のすいているときに作れるのもこの料理のうれしいトコなんです。食べる直前にまた温め直して下さい。 | |||||
皆さんご存知ですか?イワシといっても、イワシの代表格であるマイワシと今回料理に使ったうるめイワシは本当はイワシの仲間じゃなく、ニシンの仲間なんですよ。よくメザシに使われるカタクチイワシ、これがイワシ科のイワシです。この「イワシ」の語源ですが、有力な説が2つありまして、水揚げするとすぐに弱ってしまう魚であることから、「よわし」→「いわし」と減価した説。また、信憑性はうすいですが、「ヨ」が「イ」へと変わった説、これは、昔は身分の低い(卑しい)人々の食べ物であったとされた事から、「いやし」→「いわし」。でも、これが本当だとすると、こんな美味しいイワシを昔の身分の高い人たちは何故食べなかったのかなぁ?あぁ、CoQ10(コーエンザイム・キュー・テン)も含まれているんですよ。骨まで柔らかく煮て食べると、カルシウムの吸収を梅干に含まれるクエン酸が助けるので、育ち盛りのお子様にはうってつけです。 | |||||
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次回のてるこお婆ちゃんは、どんなお話をしてくれるのかな〜。 楽しみに待ってて下さいね。 |
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