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おはようございます。紀州みなべのてるこお婆ちゃんです。昔ながらの梅干と言えば白干梅としそ漬梅ですが、夏はとりわけ爽やかな風味で食欲がわくしそ漬梅が私は好きなんですなぁ。あの爽やかな味わいと風味は色んなおにぎりやお料理はもちろん、ドレッシングなんかにも利用出来る幅広さをもってるんですなぁ。今回はしそ漬梅を使った夏のお料理を作ってみたいと思います。 |
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夏のお料理はサッパリとした料理がうれしいですよねぇ。夏が旬の食材は色々ありますが、ウチのおじいちゃんが大好きやったマアジを使ってみたいと思います。この料理は口に運んだとき夏の暑さもひととき忘れるそんな、爽やかさと楽しい食感がたまらん一品なんですわ。そんじゃ、いまからウチの台所へ作り方を見に来てもらいましょうか。 |
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【マアジの梅磯辺巻きの材料/2人前】
新鮮なマアジ(30cm位):2尾/しそ漬梅の果肉:2〜3個分/白菜の漬け物:1/2枚/青じそ:5〜6枚/焼き海苔:2枚/米酢:300cc/塩:少々 |
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1. マアジを三枚におろします。 |
2. 小骨を小骨抜きで抜いて背身と腹身それぞれに写真の様に包丁入れて観音開きにします。 |
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3. 観音開きにしたら塩を全体に降り、一時間たったら米酢に3分間つけ、皮を手で引いて水気を拭きます。 |
4.卷き簾に焼き海苔をのせ、マアジ、白菜の漬け物1/4枚、しそ漬梅を乗せて巻きます。 |
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5. 巻き上がったら暫くおいてなじませます。 |
6. 3〜4cmに切って出来上がりです。新鮮なうちに召し上がれ。 |
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新鮮なマアジを使う事が何といっても大事な所ですが、中に巻く食材をあれこれと考えて応用する事もこの料理の勘どころと言っても良いでしょうな。たとえば、キュウリなんかを白菜漬けの替わりに巻いたり、マアジの替わりにしめさばを使ったり・・・。また、すし飯と一緒に巻くと、とても楽しい巻き寿司に変身!手巻き寿司にしても楽しそうですなぁ。 |
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鰺はどうしてアジと言うかご存知ですか? 実は、アジとは味が良いからアジと言うんですな。え?冗談でしょうって? いやいや、本当の話ですよ。マグロのトロとかクエとかも確かに美味しいですが、昔の人は俗にいう大衆魚と呼ばれる魚、アジとかサンマとかイワシやコハダ等を食べていたのですな。タイやヒラメとかも勿論食べていましたが、アジがいちばん美味しかったのでしょうかねぇ。また、アジには数多くの種類があります。マアジによく似たアジらしい体型のマルアジやムロアジ等、その他に、ロウニンアジやカスミアジなど、タイのような平べったい形のアジもいるんですよ。大きさも1mを超えるような大きな仲間もいるんですな。 |
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次回のてるこお婆ちゃんは、どんなお話をしてくれるのかな〜。
楽しみに待ってて下さいね。 |
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