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梅酢が先か? 梅干が先か? その真実に迫る。

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おはようございま~す♪福梅本舗のマスコットのふくちゃんでーす。もうすぐお正月♪元旦と言えばおせち料理♪江戸時代のおせちって、黒豆と梅干がおせちとして使われていて「喰い積み(くいづみ)」って言うんだって。昔の梅干って紀州南高梅がなかったから今とは随分違って固かったのかな?ということで、梅の歴史についてちょっと勉強してみましょう。福﨑さ~ん!おねがいしま~す。







おはようございます。歴史担当の福﨑です。 
現在では梅干の副産物とされている梅酢ですが、本来梅干とは梅酢を作った後の副産物であり、梅干の利用法としてはこれを黒焼きにして腹痛の治癒・虫下し・解熱・腸内の消毒の効用を目的とした、食用よりもむしろ漢方薬として用いられていました。
また、クエン酸を主成分とする梅酢は器具や人体の傷口の消毒の他、金属のメッキやハンダ付け、青銅器・鉄器の酸化皮膜処理および、さび止めのためにも使われていたのですよ。
東大寺の大仏様は本来金色の大仏様であったわけですが、その金メッキする際にも梅酢が使われたんです。
梅酢とは人々の健康に。毎日の食事の調味料として、また文化の発展に貢献した素晴らしいモノなんです。
その頃の梅は福梅本舗の梅干に使われている紀州南高梅でなかったのは言う間でもありません。
当時の人々に紀州南高梅を食べてもらったらさぞかしビックリされたのではないかと思います。








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