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梅はその昔は菓子として食べられていた! って本当かな?

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皆さんおはようございます。歴史担当の福崎です。
梅の歴史について色々調べましたが、前回ご紹介した「烏梅」は薬用としてでしたが、奈良時代にはお菓子(当時の菓子とは果物の事)として当時の人は食べていたらしいんです。
その文献には「梅は奈良時代にはビワや桃と同じく菓子として…」としか書かれていないのですが、ビワにしても桃にしても甘いじゃないですか?梅はすっぱくて食べる事なんて出来ないんじゃないの?と、思っていたら砂糖に漬けると言う手もありましたね。

さっそく謎に包まれた梅の歴史を紐解くべく調査開始!こんな時タイムマシーンがあるといいな~。^^;調べて行くうちにますます謎は深まりました。というのも、日本に砂糖(黒糖)が最初に伝わったのは8世紀の事らしいんです。奈良時代と言えば8世紀寸前。時代がすれ違ってしまっています。
そしてやっと答えが見つかりました。日本の梅は中国の梅よりもかなり強い酸味をもっています。
原種は同じ梅ですが、日本の梅はながい歳月を経て現在のようなす っぱい「梅の実」へと変化していったらしく、中国の梅の実を「杏梅 」、日本の梅の実を「酸梅」と言うようです。
やはりお菓子として食 べられていただけに、完熟させると甘くて美味しかったんでしょうね。






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